三叉神経痛とは？

顔の感覚を脳に伝える三叉神経（さんさしんけい）が原因で顔に強い痛みが繰り返し起こるものです

一般的に【顔面神経痛】と表現されていることもありますが正式には三叉神経痛です

（顔面神経が用いられるのは顔面神経麻痺のとき）

三叉神経痛は三叉神経が何かに圧迫されることで発症します

三叉神経は名前の通り3つに分かれています。

〈眼神経〉

目やその周囲（前頭部や鼻など）の感覚を支配する

〈上顎神経〉

上顎や頬・上唇などの感覚を支配する

〈下顎神経〉

下顎や下唇・舌・咀しゃく筋などの感覚を支配する

簡単に言うと、顔の上1/3が眼神経、中1/3が上顎神経、下1/3が下顎神経、といったイメージです

三叉神経痛の症状は顔に突然強い痛みが繰り返し起こる事が特徴で時には日常生活に支障が出ることもあります。