ばね指は腱鞘炎ですから炎症に関連した症状が現れます。
指の付け根に痛み腫れ、熱感など。
初期症状は、、、
朝方に強く現れ、日常動作を重ねることで徐々に緩和されていきます。
これは腱鞘の中に潤滑油の働きをするものがあるのですが、
夜間指を動かさない時間があることで潤滑油がうまく回らず、動き出しの朝方に痛み、
痛いながらも動かしているうちに潤滑油が回りだし改善していくという理由です。
進行すると、、、
潤滑油も枯れてしまうような状態になり、指の曲げ伸ばしがスムーズにいかなくなります。
さらに腱が腫れて太くなったことで締め付けが強くなると腱鞘の前後で腱がこぶのように肥大し、
肥大した腱が行き来するときにバネを弾くような状態に陥り、指が引っ掛かるような動作、
さらにはひっかかって動かなくなる(ロッキング)こともあります。