ALSとは筋萎縮性側索硬化症のことです。
この疾患は主に中年以降に発症し進行が早いのが特徴です。
運動ニューロンが障害される疾患ですが原因は不明です。
まれに家族歴を伴うことがあり、家族性筋萎縮側索硬化症(家族性ALS)と言われます。
主な症状は筋萎縮、筋力低下、痙縮、構音障害、嚥下障害、呼吸筋麻痺があり、人工呼吸器を用いない場合2~5年で死に至らしめます。
根本的な治療方法が確立されておらず、薬による延命、進行を遅らせることしかできません。
進行に伴いコミュニケーションの手段を考慮する必要があります。
症状に合わせコミュニケーション手段の習得を早くから行う必要があります。