仙腸関節炎

仙腸関節炎とは?

仙腸関節炎(せんちょうかんせつえん)は、骨盤の中央にある仙骨と左右の腸骨をつなぐ関節に炎症が起こる状態を指します。
仙腸関節は上半身と下半身の衝撃を吸収し、体のバランスを保つ重要な関節です。

通常はほとんど動かない関節ですが、姿勢の崩れや片足重心、出産後の骨盤のゆるみなどによって微妙にズレることがあります。
そのズレや負担が繰り返されることで炎症が生じ、腰の奥やお尻の深い部分に痛みを感じるようになります。

 

特に、デスクワークで長時間座っている方や、立ち仕事で片足に重心をかける癖がある方に多く見られます。
「腰の奥がズキズキする」「お尻の奥が痛い」「仰向けで寝ると違和感がある」という場合、仙腸関節炎の可能性が考えられます。

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