不眠症は入眠困難、睡眠維持困難、早朝覚醒の三つのタイプがあります。
〈入眠困難〉
なかなか寝付けないことです。
寝るまでに30分~1時間又はそれ以上かかる場合は入眠困難に当たります。
不眠症の中で最も多いのがこれにあたります。
〈睡眠維持困難〉
いったん眠りについても何度も目が覚めてしまう、
目が覚めた後に眠れない場合がこれに当たります。年を重ねるごとに眠りが浅くなり目が覚めやすくなっていきます。
高齢者に多いのがこのタイプになります。
〈早朝覚醒〉
朝早く目が覚めてしまい、そのまま眠れない症状です。
年齢を重ねるにつれて体内時計のリズムが前にずれやすく、早朝覚醒が出やすくなります。
不眠が続くと倦怠感、意欲低下、集中力低下、抑うつ、頭重、めまい、食欲不振、などの症状も出現します。