骨盤が前側へ傾き骨盤を構成する骨の1つである坐骨(ざこつ:お尻の下の骨)が後ろへ出っ張っている状態を指して【反り腰】と言います。
本来、ヒトの正しい姿勢は横から見るとS字姿勢であり、骨盤がまっすぐ立ち、背骨がゆるやかなカーブを描いています。ではなぜ反り腰になるのか?
運動不足や加齢により筋力低下を招くと、姿勢が悪くなり骨盤が前傾します。
その前後のバランスを取ろうと腰が後ろへ反るため、反り腰になるのです。日常的にデスクワークをしている方はイスの座り方が反り腰の原因になっている場合もあります。