重い物を持ち上げた拍子に突然腰が痛くなり動けなくなってしまう。
そんな経験ありませんか?
正式には急性腰痛、我々は腰部捻挫とカテゴライズします。
急激に強い腰痛が訪れることから「魔女の一撃」なんて別名もあるくらいです。後ろから槍で突かれたような痛みの比喩表現でしょうか。
時間経過で楽になってくることもありますが、よく「癖になる」なんて台詞を耳にします。
然るべきタイミングで治していかないとそんなことにもなり得ますし、時間経過で改善しない場合や脚のしびれといった症状がでることもあるので要注意です。
何度かギックリ腰を経験されている方は
「付き合い方がわかっている」
「こうするといつも治るんだ」
などと言われる事もありますが
場合によっては逆効果!?
〈脊柱起立筋〉
棘筋、最長筋、腸肋筋の3つで
脊柱起立筋と呼ばれ
立ち上がる時や姿勢を保持する時などに
使われる筋肉です。
ギックリ腰で痛めやすい筋肉です。
特に真ん中の最長筋を痛めることが多いです。
〈多裂筋〉
腰のかなり深いところに位置する筋肉で
「インナーマッスル」の1つです。
身体を動かす時
一番初めに動き体幹を安定させる働き
があります。
「腰の中心が痛い」
「動き出しが痛い」
という場合
多裂筋を痛めている可能性があります
〈腰方形筋〉
腰方形筋は腰の骨(腰椎)の外側から斜めに
骨盤の外側に着く筋肉です。
腰の外側の痛みならこの筋肉を痛めている可能性が高いです。
〈腸腰筋〉
大腰筋、腸骨筋は二つ合わせて腸腰筋と呼ばれています。
かなり深い筋肉で腰から骨盤の前を通りももの骨に着きます。
上半身、下半身をつなぐ唯一の筋肉でかなりの負荷を日頃から受けているので痛めやすい筋肉です。