四十肩・五十肩は、加齢に伴う筋力低下により肩関節の位置を正常に保ってくれている回旋筋腱板(ローテーターカフ)や上腕二頭筋などの筋肉の機能異常や癒着などが原因で炎症が起こり痛みがでます。
鍼灸治療では、そのような対象の筋肉にアプローチを行い、鎮痛、消炎、可動域の改善を目的に治療を行っていきます。
〈東洋医学では〉
「気」と「血」の停滞や不足が原因で痛みがでると言われています。
「気」の働きは、身体を温めたり、動かしたりと身体の機能を正常に行うための原動力です。
「血」は、身体の各組織に栄養を届けてくれる物質です。
この二つの物質が不足、停滞することにより、機能不全、痛み、冷えが起こります。
鍼灸治療では、気や血が正常に循環できるようにアプローチして行く事により症状改善を図ります。